１１月１５日（金）に広島大学オンラインセミナー『＜民族＞再考―現代世界を読み解きなおす窓として―』が開催され、１，２年生７人が参加しました。講師は、東京都立大学大学院人文学研究科教授 綾部真雄先生でした。

講義では、人類学の視点である「馴質異化」＝見慣れたものを相対化してとらえる、「異質馴化」＝異質なものを見慣れたものに置き換えることを紹介していただきました。また、＜民族＞を通して世界を見つめることで、時事の輪郭がよりクリアになること、民族はそこに「ある」ものではなく、様々な出会いや歴史的な経験から「なる」ものであることをお話しいただきました。

　

１２月２０日（金）は、第２回目のオンラインフォーラムが１５：３０～１７：００に開催されます。テーマは、『人の心の中に平和のとりでを築くために』です。UNESCOジャカルタ事務所所長　林川　真紀氏の講義と参加校生徒によるグループディスカッションが実施されます。皆さんの積極的な参加を待っています。

８月９日（水）、10日（木）に１・２年生66名が参加し、４年ぶりのオープンキャンパスツアーを実施しました。2日とも、京都大学、大阪大学、神戸大学の各キャンパスのうち、各自が希望する所を訪問しました。予約していた模擬講義の受講や相談ブースや学生イベントへの参加、図書館や博物館、学生食堂を訪ねるなどして過ごし、それぞれの大学の特色を体感しました。また、京都大学と神戸大学六甲台キャンパスでは、両日とも西高の先輩がキャンパスを案内してくれ、質問にも丁寧に答えてくれました。

 　

 

　

 　

 

 

参加生徒は、「自分が大学に通っている姿を想像したり、自分のやりたいことについて改めて考え直したりできました。自分の研究したいことを思いっきり研究できると感じました。」「私は研究室訪問に参加しました。研究もさまざまな角度からすることができることや、フィールドワークをしていることなど、直接たくさんの魅力を教わることができました。」など、実際に訪れたからこそ得られた情報や気づきが綴られていました。