第2回人権・同和問題学習 ホームルーム活動
2019年9月24日 09時50分
活動の様子
9/20(金)に,人権なセンブリーと第2回人権・同和問題学習のホームルーム活動を行い,各クラスで,生徒同士はもちろん、生徒たちとともに先生方も人権感覚を磨き合いました。
人権アセンブリーでは,校内人権作文で最優秀作品1年8組 小川 葵さん の「高齢者と共に」,
優秀作品 2年7組 越智 向日葵さん の「ともに生きる」を,ご本人による発表等がありました。
また,第2回人権・同和問題学習のホームルーム活動の主題・目標・内容については,下記の表をご参考ください。
〈第3学年〉 | |
主題 | だれもが幸せな社会を実現させよう(2)<幸福な結婚のために><差別をなくす生き方> |
目標 | ・人権・同和教育の成果により、結婚差別の状況が改善されてきたことを理解させる。 ・結婚差別を乗り越えた事例や問題が解決した事例に学び、結婚差別解消のために必要なことを考えさせるとともに、差別解消への実践力を身に付けさせる。 ・人権文化創造の担い手として、誰もが住みやすい社会の実現について考えさせる。高校卒業後の自分と人権・同和教育の関わりについて考えさせる。 |
内容 | ①結婚に関わる慣習や偏見、自分の結婚観 ②結婚問題における同和教育の成果 ③結婚差別を乗り越えた事例、結婚差別解消へのスキル ④これからの人生(自己実現・誰もが住みやすい社会の実現など) |
〈第2学年〉 | |
主題 | 人権を獲得してきたあゆみに学ぼう(2) 水平の旗ひるがえる・テーマ学習 |
目標 | ・「解放令」の意義と、その後も差別が残された理由について考察させる。 ・融和運動等の意義やその限界、水平社運動が生まれた背景について理解させ、この運動の画期的な意義、運動が目指したものについて水平社宣言から読み取る。 ・水平社宣言に込められた人々の熱い思いを共感的に理解させる。 ・水平社運動までの差別解消に尽力した先人の生き方から自分たちの毎日の生活に反映できることを考察させるとともに、差別解消への明るい展望を抱かせる。 ・郷土の先人の考え方・生き方を通して、人権問題の解決への実践力を身に付けさせる。 |
内容 | ①「解放令」出る=日本近代化の過程の中で残された部落差別の構造的な把握 ②水平社運動の展開=融和運動との相違点・水平社宣言に込められた人権思想 ③差別と闘った人々(安藤正楽ら)・愛媛の水平社運動(松浪彦四郎・林田哲雄ら) |
〈第1学年〉 | |
主題 | よりよい人間関係をつくろう |
目標 | 人権・同和教育の意義や目的を確認し、よりよい人間関係の樹立が同和問題をはじめとするさまざまな人権問題の解決につながっていくという方向づけをさせる。 |
内容 | ①自分を見つめる(自尊感情・自己実現) ②輝いた生き方へ ③支え合う仲間づくり ④人間の尊厳と人権・同和教育の目指すもの |
人権教育課