１１月１５日（金）に広島大学オンラインセミナー『＜民族＞再考―現代世界を読み解きなおす窓として―』が開催され、１，２年生７人が参加しました。講師は、東京都立大学大学院人文学研究科教授 綾部真雄先生でした。

講義では、人類学の視点である「馴質異化」＝見慣れたものを相対化してとらえる、「異質馴化」＝異質なものを見慣れたものに置き換えることを紹介していただきました。また、＜民族＞を通して世界を見つめることで、時事の輪郭がよりクリアになること、民族はそこに「ある」ものではなく、様々な出会いや歴史的な経験から「なる」ものであることをお話しいただきました。

　

１２月２０日（金）は、第２回目のオンラインフォーラムが１５：３０～１７：００に開催されます。テーマは、『人の心の中に平和のとりでを築くために』です。UNESCOジャカルタ事務所所長　林川　真紀氏の講義と参加校生徒によるグループディスカッションが実施されます。皆さんの積極的な参加を待っています。

５月22日から６月９日までの３週間、本校卒業生の７名の実習生が、教育実習を行いました。

先生方の授業を熱心に参観して教材研究をし、真摯な態度で指導を受け、授業実習・研究授業に臨みました。

緊張しつつも、一生懸命に「先生」をする姿がとても印象的でした。

生徒たちも、非常に年齢が近い実習生の先生だからこそ得るものがあったかと思います。実習生の皆さん、３週間お疲れさまでした。