10月26日水曜日、6、7限に2年生ZEST課題研究発表会が体育館で行われました。4月から松山大学の先生方や今治市役所のご助言をいただきながら、研究を進めてきました。今回は、選ばれた代表8班の発表でした。それぞれの非常に興味深く、レベルの高いプレゼンテーション発表でした。テーマは以下のようなものです。
参観していた生徒たちも、熱心にメモをとり、研究成果を興味深く聞いていました。
「Rを使ったデータサイエンス」「簡易滑走式ミクロトームの作成」「9条改正~今までとこれから~」「小麦価格上昇と米離れの解決」「仮想通貨の仕組み」「推しと恋愛の違い」「外国語脳と日本語脳について」「フードロス削減を目指して」
10月22日(土)第4回岡山理科大学高大連携実習が開催され、林慶先生の御指導の下「ようこそ!!寄生虫ワールドへ」と題した講座に、2年生20名が参加してきました。
ペットに寄生する寄生虫についての講義を受けた後、犬フィラリアやカイチュウを観察する実習が行われ、獣医師の役割について学ぶ機会となりました。
また、午後は同大学主催の市民公開講座(以下の2テーマ)を聴講し、見識を広めることのできる充実した1日を過ごしました。
①「犬と猫の寄生虫症」(深瀬徹先生)
②「寝たきりを防ぐ―ロコモティブシンドロームって何?―」(伊豆弥生先生)
保健室より
10月19日(水)3年生対象に社会人講話が実施された。
理型 岡山理科大学獣医学部 佐伯 亘平 様
文型 株式会社 丹後 取締役 丹後 佳代 様
にご講演をしていただいた。
それぞれの講師の先生の高校時代のエピソードや卒業後の進路や、就職の話を通して、将来を見据えて高校時代に身に付けておくべきことや、社会に出るための心構えなどをお話しいただいた。講演を通して、理型は「様々なことを学習して小さな専門家になろう」「今、自分の置かれている環境に感謝の気持ちを持つ」文型は「失敗してもいろいろなことに挑戦し、修正しよう」「自分を大切にしないと他人も大切にできない」というメッセージを受け取っていた。大学受験を目の前にした3年生にとって勇気をもらえる大変有意義な時間となった。
以下、生徒の感想の抜粋
・自分が楽しい、ワクワクするような生き方をするということがとても魅力的に感じました。今まで受動的だったことが多かったので、自分から積極的に行動し、情報のアンテナを張って生活したいです。
・選択は何度でもできるので、結果的によくない方を向いても、選択のし直しをすればいいと気づき、やって後悔した方が人生豊かになると思いました。
・難しそうなものでも飼い主の意思やその動物のQOLを上げるために手術を行ったという姿勢が今求められている医療従事者のあるべき理想像だったので私もそのような医療従事者になりたい。
・受験も目前となった今、うまくいかなかったり、行き詰まったりしたとき不安になることがよくありますが、今生きる私たちに無駄な時間はないと言ってくださり、少し気持ちが楽になりました。
活動の様子
活動の様子
本校では、東京大学主催の「高校生と大学生のための金曜特別講座」を希望者を募って年間16回程度受講しています。後期第1回「ゲーテと医学ー文学研究からの科学史アプローチ」が東京大学教養学部教養学科教授の石原あえか先生によって行われました。講義では、ゲーテを研究することになった理由や文系の研究だけでなく、理系の研究まで携わるようになったいきさつについて説明していただきました。また、蠟製立体模型や牛痘に怯える人々の絵なども見せていただき、生徒だけでなく、教員も興味を持ち画像に見入っていました。まだまだこれから新しい研究が行われるということなので、楽しみに待ちたいですね。次回は10月21日「人口問題の数学」です。大学の学びに触れる良い機会です。たくさんの参加をお待ちしております。
10月5日(水)6・7限目、2年生ZESTでは約半年間の活動成果をまとめた講座内最終発表会が実施されました。
岡山理科大講座では、大学を訪問して臨む実験実習3回分の内容を総括し、発表しました。
松山大講座(5講座)では、経済・経営・法・人文・薬のそれぞれの学部から講師の先生方をお招きし、課題研究の成果に対して評価と御指導をいただきました。
一般講座では、自分たちの興味・関心に基づく自由テーマの下に臨んだ課題研究の成果を発表しました。
産官学連携講座では、対面またはオンライン接続の形式で、JA・今治市・NTTドコモより講師をお招きし、食品ロス削減をテーマに行った社会実験調査の成果発表に対して、御講評をいただきました。
10月26日(水)6・7限目に、8講座の各代表班が研究の集大成となる学年発表会に臨みます。どのような充実した取組が見られるか、大変楽しみです。