俳都松山の夏の風物詩、第22回俳句甲子園全国大会が8月17日(土)~18日(日)、大街道商店街及び松山市総合コミュニティーセンターで行われました。全国18都市25会場での地方大会優勝チームと投句審査によって選抜されたチーム、全32チームが熱戦を繰り広げました。
左の写真は16日(金)、フェアウェルパーティーで行われた抽選会の模様です。抽選の結果、今治西は予選Eブロックに決定しました。他、洛南(京都)・立教池袋A(東京)・弘前(青森)が同じブロックになりました。全国の強豪校が一堂に会した錚々たる雰囲気に緊張感が高まりました。
右の写真は17日(土)、大街道商店街での開会式の模様です。キャプテン石村(3年)を先頭に、5人の部員たちは堂々と、にこやかに行進しました。その様子を見て、胸が熱くなったのはいうまでもありません。
【予選Eブロック試合結果】
1回戦 今西2-1洛南
2回戦 今西1-2弘前
3回戦 今西2-1立教池袋A
総合成績2勝1敗、僅差でブロック2位になり、決勝リーグ戦に進出できませんでした。この1年間の部員の頑張りが走馬灯のように甦り、涙が零れそうになりました。しかし、「敗者復活戦があるから、諦めるにはまだ早い」と部員に檄を飛ばしました。すると、俳句の神様は奇跡を起こしたのです・・・。
翌18日は、松山市総合コミュニティーセンターで敗者復活戦から始まりました。敗者復活1次選抜チームの校名を記した大短冊が舞台にゆっくり降下する中、そこに今治西の名を見つけた時、思わず全員が大声を出してしまいました。私も目頭が熱くなりました。
葡萄食む青空は僕置いてゆき
審査員の舌鋒鋭い質疑に副キャプテン八木(2年)が堂々と応答する姿を見ながら、大変頼もしさを感じました。最終選抜チームになれなかった悔しさはありましたが、それとともに最後までやりきった充実感もあったのはたしかです。すると、再び俳句の神様は奇跡をもたらしてくれました・・・。
表彰式。団体戦の部で「団体奨励賞」、個人戦の部で川又(1年)の句「土臭ふ原爆ドーム夏の月」が「個人優秀賞」の栄誉に輝いたのです。思わず涙が流れました。句歴5か月ながらこのような大きな賞をいただけたことは、部にとっても言いようのない喜びでした。
「精神的に強くなろう」「みんなは1人のために。1人はみんなのために」を掲げて取り組んできた今回の大会でした。部として個人として得られたものは多く、次の大会の糧として精進していきますので、今後ともご声援をよろしくお願いします。大会当日には、部員の保護者の皆様、OB・OGの皆様のお力添えをいただきましたこと、厚くお礼申し上げます。また、わずか5人という少人数の部なので、新入部員を1人でも増やしたいと思っています。このHPを見て興味を持った人は、「新しい自分探し」と思って、気楽に俳句をやってみませんか。
活動の様子
8月21日水曜日、本校で教職員対象の救命救急講習が行われました。
有事の際に適切に対応できるよう、しっかりと学ぶことができました。
進路課より
8月21日(水)に、本校コンピュータ教室にて、九州大学工学部ホームカミング授業を実施しました。
本校卒業生で、九州大学工学府機械工学専攻修士1年の真部魁人さんが、母校である本校を訪問し、九州大学や工学部、機械工学、研究内容について、また、学生生活、留学等について、後輩に話をしてくれました。
現役生は、合計27名(3年生18名、2年生9名)が参加し、熱心に説明を聞いていました。また、本校の卒業生ということもあって、多くの生徒が積極的に質問をしていました。
真部さん、わかりやすくためになる説明をありがとうございました。
俳句甲子園全国大会を間近に控えたある日、「ミステリアス吟行」と称して、東温市下林にある風穴を訪れました。
風穴は皿ヶ峰の中腹、標高800メートルの地点にあり、地元の方に伺うと、珍しいタイプの風穴なのだそうです。
下界とは10℃~15℃も違うであろう冷気に包まれながら句作に励み、その後は「下林流しそうめん」に舌鼓を打ち、体全体で涼を味わいました。
また、螢雪の家ではプレゼン練習に励み、玉川湖畔の静かな環境の中、部員たちは最後の追い込みに努めました。
進路課より
8月8日(木)・9日(金)の2日間、京都大学・大阪大学・神戸大学を訪問するオープンキャンパスツアーに、本校1年生59名、2年生24名の合計83名が参加しました。
参加した生徒からは、次のような感想が寄せられました。
〇 大学は今まで通ってきた学校よりも、人数、敷地など、すべてにおいて規模が大きく、一つの町でできているようで、キャンパスを見て回るだけで心が躍りました。模擬講義で教授や在学生の話を聞いて、自分の大学の生活やその先の未来について考えることができ、大学進学に向けてのモチベーションも上がったため、このツアーに参加して本当に良かったです。
〇 大学に行ったことがなく、漠然としたイメージしかなかったので、大学、特に難関の神戸、大阪大学の雰囲気を肌で感じることができ、本当に良かったです。大学の学部の説明を聞いたことで、自分のやってみたいことの選択肢が増えたと同時に、自分に合わない学問がわかったりと、取捨選択ができて、自分の将来のイメージがより鮮明になったように思いました。本当に良い経験ができました。
〇 今回初めてオープンキャンパスツアーに参加して、もうすでに大学受験勉強は始まっていて、一年生の時からレベルの高い意識や目標を常に持っておくことの大切さを実感させられ、得られたことはとても多く、良い経験になった。雲の上のような存在の大学を見学でき、また、自分の好きなことをレベルの高いところでより極めて、楽しみながら勉学に励んでいる学生さんのキラキラした姿を見て、まだ今の段階では夢を諦めるようなことはせず、強い意志を持ってもっともっと勉強を頑張ろうと強く思うことができました。
〇 参加するか迷った今回のオープンキャンパスツアーでしたが、参加して良かったと心から思いました。一番良かったのは、毎日の勉強に意味があることを実感したことです。京大も阪大も今の私では到底手が届かない大学ですが、レベルの高い学校へ行くことの意味やメリットを知ることができて惹かれるとともに、勉強頑張ろうと実感することができ良かったです。実際の大学生の話を聞けたのが、とても参考になりました。自分から質問をしたり、主体的に参加できて良かったです。
〇 生で大学の広さを体験でき、教授の模擬授業も受けられて、とても充実した2日間を過ごすことができました。京大では吉田寮に入り、ディープなところまで見れました。
〇 実際に大学に行くことで、自分の将来の大学選択の参考になりました。また、いろんな学部を見学したことで、今まで考えていなかった分野に興味が持てて、選択肢が広がりました。すごく勉強に対するモチベーションが上がったと思います。
ツアーに参加したことで、モチベーションが上がった生徒がたくさんいたようです。明確な目標を持って、今後の高校生活を有意義なものにしていきましょう。
部活動報告
8月8日金曜日、玉川中学校で小中学生対象の科学教室であるレッツエンジョイサイエンスが行われ、補助スタッフとして生物部員が参加しました。
葉の不思議というテーマで簡易ミクロトームを作って葉の切片を見たり、マニキュアのトップコートを使って葉の裏の気孔を観察したりするときなどの作成補助に携わりました。
部活動報告
8月7日水曜日、愛媛大学樽味キャンパスにある学術支援センター遺伝子解析部門で遺伝子組換え生物実験講座が行われ、生物部員が参加しました。
「緑色蛍光タンパク質を作る大腸菌の観察」、「酵母の自食作用」、「大腸菌からプラスミドDNAの抽出と電気泳動による観察」、「アントシアニン水溶液の色と水素イオン濃度の関係」についての実験を行い、生命現象と化学物質について学習しました。
部活動報告
7月22日(月)~26日(金)
第66回NHK杯全国高校放送コンテストに3部門で参加しました。
朗読部門(「羊と鋼の森」を朗読)
テレビドラマ部門「恋愛シミュレーション」
ラジオドキュメント部門「人と人をつなぐボランティア」
7月31日~8月1日
第43回全国高等学校総合文化祭(佐賀大会)にビデオメッセージ部門で参加しました。
全国から集まった優れたアナウンスや朗読、作品に触れることができ、良い刺激になりました。
今後の校内放送活動に生かすとともに、さらに読みの技術や作品の向上に努めたいと思います。
部活動報告