進路課より
11月23日(土)に、医療系学生による高校生向け出張授業「医療者を目指す君たちへ」を今治西高等学校で開催し、本校生徒32名(1年生16名、2年生16名)が参加しました。
この企画は、IFMSA-JAPAN(国際医学生連盟日本)の中のSCOMEという委員会により実施されたもので、今年度は東京、大阪、福岡など8会場で開催されるうちの3回目に当たります。
【タイムスケジュール】
SCOME紹介・アイスブレーキング
リアル救急救命ゲーム
事例から考える「良い医療者」とは?
~チーム医療とは?&寄り添うとは?~
フリートーク ~大学生に実情を聞いてみよう~
東北大学や愛媛大学、愛媛県立医療技術大学などから、医学部医学科、看護学科、薬学部など、多種多様な学部学科の学生に集まってもらい、進路選択、すなわち職種選択をする高校時代に、先人である医療系大学生から多くのことを学ぶことができる貴重な機会となりました。
【生徒アンケートより】
・実際に身近なところで救急救命が必要になったとき、どのように対処すればよいかを学びました。また、医療には今まで知らなかった職業の人たちも含めて本当にたくさんの人達が関わっていることや、医療者は患者さんとその家族ともきちんと向き合うことが大切であり、その病とだけ向き合っているわけではないことも学びました。
・ワークショップでは、認知症の母の介護に励む娘さんの話が印象的でした。私自身も、母が「名前を忘れられた」と泣いているのを見た経験があります。しかし、その当時はどう声をかけたらいいのか分からず何も言えませんでした。今日学習したことで、もう祖母はいませんが、今なら母に優しく声をかけられると思います。家族は第二の患者であるという意識は、良い医療者になるために必要だと思うので、よく覚えておきたいです。
・このような企画はなかなか無くいい経験をさせていただけたと思います。全体的にディスカッションが多く、班の人に自分の言葉で考えを説明したり人の意見を聞いたりすることで医療に対する自分の考えを深めることができたと思います。リアル救命救急ゲームやカラダ地図においては今まで自分が学んだことが実際の医療現場でも役立つと知り、より日々の勉強に力を入れようと思うことができました。また実際に大学生から話を聞くことによって鮮明に将来像を描くこともできるようになり自分の将来に対するモチベーションも上がりました。今回この企画に参加することにより、より医療従事者、特に医師になりたいという気持ちがますます強まりました。今回は本当にありがとうございました。これからも頑張っていきます。
参加した生徒の皆さんからは、これ以外にも多くの素晴らしい感想が寄せられており、この4時間でたくさんのことを学ぶと同時に、良い医療従事者を目指す決意を強くしたようです。
IFMSA-JAPAN SCOMEの皆さん、そしてこの企画を支援してくださっている皆様、本校生徒にとって大変有意義な学びの場を与えていただき、ありがとうございました。
活動の様子
11月13日(水)午後より蛍雪記念講演会が行われました。
講師 愛媛大学医学部医学科 医学専攻長・医学科長
愛媛大学医学系研究科 耳鼻咽頭科・頭顎部外科 教授 羽藤直人 先生
演題 「これまでと これから」
貴重な体験談を交えたお話をしていただきました。
羽藤先生ありがとうございました。
活動の様子
11月22日金曜日、アセンブリーの時間に校内読書感想文コンクール表彰と読書感想文発表が行われました。
自由図書では6名、課題図書では5名表彰され、受賞者を代表して藤本来海さんにデーミアン「著書ヘルマン・ヘッセ」を読んだ読書感想文を披露してもらいました。
進路課より
11月16日(土)・17(日)の2日間、岡山県青年館で開催された「難関大学合同学習合宿」に、本校2年生の希望者9名が参加しました。
この「難関大学合同学習合宿」は、中国四国地区の進学校の希望生徒が集まり、共に学び、語り合うことを通じて、学力の向上を図るとともに、最難関大学への志望を確固たるものにするという目的で開催されています。今年の参加校は以下の8校で、参加生徒の総数は56名でした。
岡山県立岡山芳泉高等学校 岡山県立笠岡高等学校 広島県立尾道北高等学校 広島県立福山誠之館高等学校 鳥取県立倉吉東高等学校 島根県立松江北高等学校 香川県立丸亀高等学校 愛媛県立今治西高等学校
毎年、全国的にも有名な講師の先生をお招きしており、今年も次の先生方に授業・講演をしていただきました。
国語:藤井 健志 先生(代々木ゼミナール講師)
英語:木村 達哉 先生(灘中学校・灘高等学校教諭)
数学:土家 槇夫 先生(前岡山県立倉敷青陵高等学校校長)
【参加生徒の感想】
○ 参加している生徒のレベルや、勉強に対しての意識がとても高く、自分のモチベーションも上がった。まわりの環 境の大切さを知った。自分の勉強に関して、とても大切なターニングポイントになった気がする。参加して本当によかったと思う。
○ どの教科も共通していることは、基礎基本を怠らないことです。基本を身に付けると本質がわかり、それを応用に結び付けることができるとわかりました。意欲の高い生徒とともに過ごすことで大きな刺激を受けました。その点でいえば、西高も環境が整っていて、自分は幸せだと思いました。
〇 勉強だけでなく、他校の人たちと同じ部屋で過ごしたことが刺激的だった。修学旅行のような行事より自由度も高く、自主性が求められているのだと強く感じ、自覚が求められていると思いました。
主催してくださった広島県立尾道北高等学校の先生方、大変お世話になりました。参加生徒、教員とも、この貴重な経験を、是非今後に生かしていきたいと思います。
活動の様子
本日の2年生のZESTは大学の先生方をお招きして、出張講義が行われました。
以下の写真はその様子です。
大学の授業を体験し、今後の進路について考える大変有意義な時間になりました。
御来校いただいた先生方、ありがとうございました。
部活動報告
このたび、愛媛県歯科医師会主催「第16回はぴかちゃん歯いく大賞」の表彰式が、テレビ愛媛1Fホールで盛大に行われました。
本大賞は、歯や口腔内の健康づくりについて、俳句を通じて意識喚起させることを目的にしたものです。
県内外から約12000句の応募があり、厳正な審査の結果、大賞以下18句が入賞し、本校俳句部1年女子の俳句「歯ブラシは三連譜なり秋の朝」が優秀賞に選ばれ、県歯科医師会会長 是澤惠三氏より賞状と副賞が贈られました。また、夏井いつき氏からインタビューを受け、顔をほころばせていました。
校内での活動が一つの実を結んだことに感動するとともに、今後とも地道に頑張っていきたいと思いますので、ご声援をいただければ幸いです。
なお、表彰式の模様は、11月24日(日)午後2時からテレビ愛媛で放映されますので、ぜひご覧ください。
部活動報告
11月10日(日)、松山大学を会場に行われた「第33回愛媛県高等学校総合文化祭放送部門」に参加しました。
アナウンス、朗読、オーディオピクチャー、ビデオメッセージの4部門に分かれ、読みや作品の出来栄えを競いました。
本校からは、アナウンス3名、朗読2名、オーディオピクチャー1作品、ビデオメッセージ2作品が参加し、このうち
アナウンス部門で1名が「奨励」、
オーディオピクチャー『ガラス越しに見えたもの』が「奨励」、
ビデオメッセ―ジ『紺碧の原っぱより』が「優秀」
をそれぞれ受賞しました。
取材などでご協力いただいたすべての方に感謝します。本当にありがとうございました。
ビデオメッセ―ジ『紺碧の原っぱより』は来年度高知県で行われる全国高等学校総合文化祭に参加します。
部活動報告
このたび、新居浜市観光協会主催「俳句ing&walking」に参加しました。
本事業は、「えひめさんさん物語連携プログラム」の一環として、別子銅山の産業遺産を巡る趣向です。
私たちは、ハイキングがてら俳句ingコースに参加しました。
午前中は、四阪島から移築された日暮別邸や展望台を吟行し、住友や別子銅山の歴史を堪能しました。
午後は、夏井いつき氏のアシスタントとして、また、NHK番組「俳句王国がゆく」等で活躍中の俳人・家藤正人氏による句会ライブに挑戦しました。
結果は、多数の参加者の中から最終選考に残り、俳句部1年女子の俳句「栂床の傷やはらかく冬陽差す」が4位、同2年男子の俳句「家並べて船並べて冬日和かな」が6位入賞を果たしました。
充実した1日を終えた2人は、共に副賞の大きな袋を抱え、喜び勇んで帰路に就きました。